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中日新聞掲載の大学記事

2014.08.13

映画で長久手盛り上げ 10月上映、製作通じ住民交流

 映画製作を通じて世代を超えた住民同士の交流の場をつくろうと、愛知中央青年会議所(みよし市)のメンバーと愛知淑徳大(長久手市)の学生らが、長久手市を舞台にした映画作りを進めている。会議所のメンバーと、高浜市の市民映画「タカハマ物語」を手掛けた愛知淑徳大人間情報学部講師の石丸みどりさん(54)が中心となり、4月に実行委員会を組織した。
 
 実行委は6月上旬、同大と長久手市文化の家でオーディションを開催。小学生からお年寄りまでの住民と学生計96人が参加し、主役や脇役のほか、エキストラとして全員の出演が決まり、7月13日に文化の家で製作発表会があった。
 
 ストーリーは、石丸さんのゼミの学生が考案。大学生が小牧長久手の戦いがあった戦国時代にタイムスリップし、同い年の若武者との交流を通じて、互いの時代の違いや共通点を見いだしていく。
 
 市内各地で撮影を行い、10月16日の上映会開催を目指す。石丸さんは「映画の完成度よりも大事なのは製作の過程。映画を通じてまちを盛り上げていきたい」と話している。(渡辺健太)

(2014年8月13日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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