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中日新聞掲載の大学記事

2014.08.10

緻密なエッグアートも 今池 愛教大卒業生ら作品展

 愛知教育大の卒業生らによる絵画や彫刻などの作品展「AKD49」が千種区今池1のギャラリー「5/R Hall&Gallery」で12日まで開かれている。入場無料。

 同大美術科の1974(昭和49)年度に入学した人を中心に、美術教師などをしている22人が計85点を展示。縦2メートル、横1メートルの大きなキャンバスに描かれた船の抽象画や、実際に触って遊べる知恵の輪など立体パズルなどが並ぶ。

 特に目を引くのは、高さ10センチほどのガチョウなどの卵の殻に美しい装飾を施した緻密なエッグアート。ふたのように開閉できるものや、丁寧に切り抜いて格子状にしたもの、殻をいくつも重ねて層状に組み上げたものなどがある。

 「愛知教育大49年度」を略して「AKD49」。代表の長谷川景子さん(58)は「制作を通じて生活を豊かにし、指導にも役立てられたらいい」と話す。

 エッグアートが見たくて来たという岐阜県土岐市の人形作家、水野幹子さん(38)は「細かいところまで丁寧に作ってあり、素晴らしかった」と話していた。

 問い合わせは同ギャラリー=電052(734)3461=へ。 (前田寛季)

(2014年8月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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