愛知淑徳大（長久手市）の「名古屋コーチンもりあげ隊」が１１日、名古屋市役所を訪問した。もりあげ隊は同大の学生らが昨年考案した名古屋コーチン入りの「殿様コロッケ」を手に、コーチンの魅力をＰＲした。

　同隊は、街づくりや地域活性化、地産地消に興味がある学生有志１８人が今夏に結成。キリンビールマーケティング社の「選ぼうニッポンのうまい！　２０１３」の県代表に殿様コロッケが選ばれたことが、活動の後押しになった。

　殿様コロッケは、うましお味とピリ辛みそ味の２種類で、具材の２割が名古屋コーチンというぜいたくな一品。同隊は、各地のイベントでコロッケを振る舞ったり、フェイスブックで情報を発信したりする。

　愛知淑徳大交流文化学部３年の関谷祐加さん（２０）は「若い人に名古屋コーチンを身近に感じてもらえるようがんばります」と意気込みを語った。（沢田千秋）

（2013年9月12日　中日新聞朝刊市民総合版より）