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2013.09.12
名古屋芸術大3年 林里紗さん(21) 国際音楽コン 管楽器大学の部1位
■将来フルートソロで
8月上旬から9月初旬にかけ、横浜市などで開かれた横浜国際音楽コンクールの管楽器部門・大学の部に出場し、1位に輝いた。「将来はフルートのソリストとして活躍したい」と夢を描く。
コンクールは、音楽大の教授らでつくる審査委が2007年から毎年開催。今年の管楽器部門・大学の部の本選には、各地の予選を通過したフルート、クラリネット、トランペットなどの奏者11人が出場した。
小学5年生のとき、4歳上の姉の吹奏楽演奏会で聴いたフルートのきれいな音色に魅せられた。中学1年生でフルートを始め、高校では学校の吹奏楽部で練習。音大卒の講師のレッスンも受けて腕を磨いた。音楽の道で活動したいと心に決め、名古屋芸術大音楽学部に進学した。
目標を持つことで演奏レベルを高めようと、5月ごろにコンクールへの挑戦を決めた。毎日の練習に加え、高齢者施設ではボランティアで演奏。人前で奏でる楽しさを感じながら本番に備えた。
予備審査と名古屋予選を通過し、本選では、会場にきれいな音色を響かせることができるように心掛けた。表彰式で、自分の名前が呼ばれたときは「うれしい。夢のようだった」と振り返る。
今後も別のコンクールに挑戦しようと、練習に励んでいる。「心温まる演奏を届けたい。感動を与えられる演奏者になれれば」と意気込む。春日井市高山町。(磯部旭弘)
(2013年9月12日 中日新聞朝刊なごや東版より)
8月上旬から9月初旬にかけ、横浜市などで開かれた横浜国際音楽コンクールの管楽器部門・大学の部に出場し、1位に輝いた。「将来はフルートのソリストとして活躍したい」と夢を描く。
コンクールは、音楽大の教授らでつくる審査委が2007年から毎年開催。今年の管楽器部門・大学の部の本選には、各地の予選を通過したフルート、クラリネット、トランペットなどの奏者11人が出場した。
小学5年生のとき、4歳上の姉の吹奏楽演奏会で聴いたフルートのきれいな音色に魅せられた。中学1年生でフルートを始め、高校では学校の吹奏楽部で練習。音大卒の講師のレッスンも受けて腕を磨いた。音楽の道で活動したいと心に決め、名古屋芸術大音楽学部に進学した。
目標を持つことで演奏レベルを高めようと、5月ごろにコンクールへの挑戦を決めた。毎日の練習に加え、高齢者施設ではボランティアで演奏。人前で奏でる楽しさを感じながら本番に備えた。
予備審査と名古屋予選を通過し、本選では、会場にきれいな音色を響かせることができるように心掛けた。表彰式で、自分の名前が呼ばれたときは「うれしい。夢のようだった」と振り返る。
今後も別のコンクールに挑戦しようと、練習に励んでいる。「心温まる演奏を届けたい。感動を与えられる演奏者になれれば」と意気込む。春日井市高山町。(磯部旭弘)
(2013年9月12日 中日新聞朝刊なごや東版より)