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2008.10.17
愛知の2左腕プロ注目
ここ数年、多くの人材をプロへ送り込んでいる愛知大学野球リーグで、今年は左腕2人がドラフト候補に浮上している。ことしの春季リーグで中部大の1部初優勝に貢献した金丸将也と、2部の星城大で奮闘する林冬樹。30日の「運命の日」に向け、秋季リーグで最後のアピールを目指す。
右封じのシュート 中部大・金丸
宮崎・佐土原高で甲子園を経験した金丸は、最速145キロの直球と「右打者にとらえられた記憶がほとんどない」というシュートが武器。6月の全日本選手権の龍谷大戦で、7回1/3を無安打に封じて一躍脚光を浴びた。
中日・中原スカウトは「185センチの体と長い腕を駆使した速球が魅力。制球も悪くない」と評価。2年秋から左肩痛で1年近くを棒に振るなど故障にも悩まされたが、金丸は「先発、救援どちらでも貢献できる投手になる」と意気込む。
連投に耐える体力 星城大・林
名古屋市生まれの林は愛知・星城高時代から注目され、愛知リーグ1部校の誘いも受けたが「強い相手に挑むことで力を伸ばしたい」と当時、創部4年目で3部に属していた系列の大学を選んだ。
「右打者のひざ元への球には自信がある」。180センチ、82キロのがっちりした体から140キロ超の直球を投げ込み、連戦の先発をいとわない体力も自慢。中原スカウトは「上級生になって練習への意識が変わり、けん制や守備なども上達した」と、なお成長の余地を残す素材にほれ込む。 (鈴木智行)
(2008年10月17日 中日新聞朝刊26面より)
右封じのシュート 中部大・金丸
宮崎・佐土原高で甲子園を経験した金丸は、最速145キロの直球と「右打者にとらえられた記憶がほとんどない」というシュートが武器。6月の全日本選手権の龍谷大戦で、7回1/3を無安打に封じて一躍脚光を浴びた。
中日・中原スカウトは「185センチの体と長い腕を駆使した速球が魅力。制球も悪くない」と評価。2年秋から左肩痛で1年近くを棒に振るなど故障にも悩まされたが、金丸は「先発、救援どちらでも貢献できる投手になる」と意気込む。
連投に耐える体力 星城大・林
名古屋市生まれの林は愛知・星城高時代から注目され、愛知リーグ1部校の誘いも受けたが「強い相手に挑むことで力を伸ばしたい」と当時、創部4年目で3部に属していた系列の大学を選んだ。
「右打者のひざ元への球には自信がある」。180センチ、82キロのがっちりした体から140キロ超の直球を投げ込み、連戦の先発をいとわない体力も自慢。中原スカウトは「上級生になって練習への意識が変わり、けん制や守備なども上達した」と、なお成長の余地を残す素材にほれ込む。 (鈴木智行)
(2008年10月17日 中日新聞朝刊26面より)