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中日新聞掲載の大学記事

2013.07.03

25日開幕「一宮七夕まつり」概要 企画運営に若い力 修文大短大部生 名古屋文理大生 愛知淑徳大生

■多彩な催し、会場案内 “熱い夏”盛り上げ

 一宮市の本町商店街一帯で25〜28日に繰り広げられる「一宮七夕まつり」の概要がまとまった。名古屋市や一宮市の大学生が運営にボランティアで参加し、若者を祭りに呼び込む仕掛けを初めて企画。昨年開館した尾張一宮駅前ビルも会場に加わり、多彩な催しで暑い夏を盛り上げる。(安福晋一郎)

 七夕飾りが市役所北玄関に登場した2日、市や商店街などでつくるまつり協進会が発表した。

 これまでは主に商店主や市職員が運営し、若い世代が関わることが少なかった。「若い人が携わる催しには若者が集まる」と考え、市が協力を呼び掛けたところ、修文大短期大学部(一宮市)と名古屋文理大(稲沢市)、愛知淑徳大(名古屋市)の学生が応じた。

 愛知淑徳大の学生19人は、7種類の色に分けられた風船とシールを来場者に配り、ウオークラリー形式で他の来場者とシールを交換しながら7種類全部を集めてもらうイベントを企画。28日に実施する。

 ほかにも市内の洋菓子店と共同で洋菓子の試作品をつくって来場者に試食してもらい、人気投票で一品を商品化することも計画している。試食と投票は27、28日。

 名古屋文理大と修文大短大部の学生は事前にまつりをPRして回るキャラバン隊員や、期間中の会場での案内係を務める。市経済振興課の担当者は「若い人の活気で祭りを盛り上げたい」と意気込む。

 新会場の駅前ビルでは、3階に特設ステージを設置。名古屋市で開かれる「世界コスプレサミット」の各国代表による演技、市内の団体の演奏やダンスが繰り広げられる。7階ホールでは元プロテニスプレーヤー、杉山愛さんのトークショーもある。

 本町通1丁目商店街は、アーケードの撤去で七夕飾りに替わってイルミネーションが点灯される。ただ、祭りの目玉となる飾りの総数は1000個程度と例年並み。色とりどりの吹き流しが訪れた人を魅了する。

 (問)事務局の経済振興課=電0586(28)9131

(2013年7月3日 中日新聞朝刊尾張版より)
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