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中日新聞掲載の大学記事

2013.04.20

分子研究 取り組み紹介 名大 研究所発足で公開討論会

 名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の創設を記念する公開討論会が18、19の両日、名古屋市千種区の東山キャンパスで開かれ、国内外から400人の研究者らが参加した。

 研究所は、名大が得意な有機化学の知識を生かし、医学や創薬、食物の増産などに役立つ新たな分子をつくる目的で今月発足。化学や生物学者ら30人の体制で10年間、研究を進める。拠点となる6階建て延べ6000平方メートルの建物が、本年度中に東山キャンパス内に建設される。

 公開討論会には、研究所代表の伊丹健一郎教授や東山哲也教授、木下俊則教授ら18人が順に登場。参加者を前に、それぞれが取り組んでいる研究を説明した。

 研究所は今後も年に一度の割合で、国内外の研究者を集めた公開討論会を開催していくことにしている。(中村禎一郎)

(2013年4月20日 中日新聞朝刊26面より)
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