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中日新聞掲載の大学記事

2013.03.06

巡回バスコースごとに街案内 名学芸大生5人 映像作品を制作

■日進市長に手渡し

 日進市の名古屋学芸大の学生が、市内を巡回する「くるりんバス」のコースごとに観光名所や施設などを紹介する映像を作った。市のホームページなどで公開されている。

 映像を作ったのは、同大映像メディア学科の吉野まり子准教授が指導するテレビゼミの4年生5人。卒業を前にお世話になった地元に恩返しをしようと、昨年6月から取り組んできた。

 「くるりん日進」と題した映像は、「岩崎城・あじさい遊歩道」「香久山古窯・水晶山緑地」「愛知牧場」「子育て支援センター」「にぎわい交流館・図書館」の5本で、各6分30秒。学生自らがリポーターとして出演し、見どころなどを紹介する構成となっている。

 学生5人のうち4人が吉野准教授とともに市役所を訪問し、萩野幸三市長に映像を録画したDVDを手渡した。代表の金信麻弥さん(22)は「歴史あるお城や古窯があることを、撮影で初めて知って感動した。映像をきっかけに多くの人に出掛けていただければうれしい」と話した。萩野市長は「対外的なPRだけでなく、転入される方にも新たな古里として愛着を持っていただけるのでは」と期待していた。(中西康)

(2013年3月6日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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