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中日新聞掲載の大学記事

2013.03.06

「持続可能な社会」 大学生が成果報告 名古屋でフォーラム

 大学生の視点で持続可能な社会のあり方を考えるフォーラムが、名古屋市中村区の名古屋国際センターであった。

 県が「新しい公共支援事業」の一環で企画。県内を中心とする大学生約30人が半年間かけ、環境や経済、メディアなどのテーマで検討した成果を発表した。

 中京大3年の小松田勝也さん(21)は120人の参加者を前に、森林保護の重要性を強調。森林や里山が荒れ、農産物の獣害が増えていることを指摘し「山が適切に管理されれば人と多様な生物の共存が可能になる。間伐材を使い、林業を支援することが大切」と訴えた。

 学生は、ベストセラー小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の著者岩崎夏海さん(44)と対談。岩崎さんは持続可能な社会を考える上で「長期的な視野に立つことと、歴史から過去の事例を学び、ひらめきにつなげることが大事だ」とアドバイスした。

(2013年3月6日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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