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中日新聞掲載の大学記事

2012.12.05

美濃和紙作りを体験 被災地視察 タイの学生 朝日大生と交流

 東日本大震災の被災地を視察するため、来日したタイの大学生29人が、瑞穂市穂積の朝日大を訪ね、学生50人と交流した。

 外務省が被災地の風評被害を防ぐため、日本語や日本文化を学ぶ83人を招待。4班に分かれ、11月26日から5日まで各地を回る。

 一行は東京に到着後、宮城県気仙沼市を視察。30日に岐阜市に移動し、国際交流団体の関係者宅にホームステイしながら、美濃和紙作りを体験した。

 朝日大の歓迎レセプションでは、気仙沼市の様子を報告。キティチャイ・ブドーンさん(22)は日本語で「被災地は大変だと思っていたけど、温かく迎えてくれ、感激した」と語った。

 タイのダンスが披露され、学生たちは一緒に踊った。経営学部4年林脩二さん(22)は「タイ人は本当に明るいという印象。互いの文化の話もできて楽しかった」と話した。(井上峻輔)

(2012年12月5日 中日新聞朝刊岐阜・近郊版より)

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