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2012.09.02
愛知大学野球 復帰の愛産大先勝 秋季開幕
愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)は1日、名古屋市の瑞穂球場などで開幕して1部は1回戦3試合を行い、愛産大が愛院大に4−1、名城大が愛大に3−2、名商大が中部大に6−0でそれぞれ先勝した。
8季ぶりに1部に復帰した愛産大は6回2死1、2塁から松下の右前適時打などで2点を先制。8回にも松尾の2点3塁打で加点した。
名城大は2−2の延長11回1死1塁で角谷が右中間を破る2塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。
名商大は2回2死満塁から、成瀬の右前適時打で先制。4、7回に追加点を挙げ、突き放した。大野は1安打完封。
■8季ぶり1勝 王者から 大黒柱・湧川が粘投
エースがきっちり抑え、中軸で得点を奪う。愛産大の西村主将が「理想的だった」と振り返る戦い。1部で8季ぶりとなる勝利を5連覇中の愛院大から挙げた。
春は2部で9勝を挙げ、1部復帰の原動力となった大黒柱の4年生湧川は王者相手にもひるんでいなかった。「強いといってもプレーしているのは同い年や年下。気持ちで向かっていった」。毎回のように走者を出しながら粘りの投球を続け、9回を1失点でしのいだ。
力投に打線も応えた。0−0の6回。青木の中前打と四球で2死1、2塁の好機をつくる。松下が「狙っていた」と初球の直球を鋭く振り抜いた。打球は1塁手のミットをはじき、右中間まで転がる間に先制した。8回には松尾の3塁打で決定的な2点を挙げ、青山監督は「追加点が大きかった」と、たたえた。
いきなり強敵から勝ち点を挙げれば、今後を優位に戦えるが、青山監督は「相手は、そう簡単には勝たせてくれない」と気を引き締めていた。 (杉山直之)
▽瑞穂(愛産大1勝)
愛産大 000002020―4
愛院大 000001000―1
▽同(名城大1勝)
愛大 02000000000―2
名城大 01001000001x―3
(延長11回)
▽同(名商大1勝)
名商大 010200102―6
中部大 000000000―0
(2012年9月2日 中日新聞朝刊28面より)
8季ぶりに1部に復帰した愛産大は6回2死1、2塁から松下の右前適時打などで2点を先制。8回にも松尾の2点3塁打で加点した。
名城大は2−2の延長11回1死1塁で角谷が右中間を破る2塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。
名商大は2回2死満塁から、成瀬の右前適時打で先制。4、7回に追加点を挙げ、突き放した。大野は1安打完封。
■8季ぶり1勝 王者から 大黒柱・湧川が粘投
エースがきっちり抑え、中軸で得点を奪う。愛産大の西村主将が「理想的だった」と振り返る戦い。1部で8季ぶりとなる勝利を5連覇中の愛院大から挙げた。
春は2部で9勝を挙げ、1部復帰の原動力となった大黒柱の4年生湧川は王者相手にもひるんでいなかった。「強いといってもプレーしているのは同い年や年下。気持ちで向かっていった」。毎回のように走者を出しながら粘りの投球を続け、9回を1失点でしのいだ。
力投に打線も応えた。0−0の6回。青木の中前打と四球で2死1、2塁の好機をつくる。松下が「狙っていた」と初球の直球を鋭く振り抜いた。打球は1塁手のミットをはじき、右中間まで転がる間に先制した。8回には松尾の3塁打で決定的な2点を挙げ、青山監督は「追加点が大きかった」と、たたえた。
いきなり強敵から勝ち点を挙げれば、今後を優位に戦えるが、青山監督は「相手は、そう簡単には勝たせてくれない」と気を引き締めていた。 (杉山直之)
▽瑞穂(愛産大1勝)
愛産大 000002020―4
愛院大 000001000―1
▽同(名城大1勝)
愛大 02000000000―2
名城大 01001000001x―3
(延長11回)
▽同(名商大1勝)
名商大 010200102―6
中部大 000000000―0
(2012年9月2日 中日新聞朝刊28面より)