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中日新聞掲載の大学記事

2012.08.16

宵の明治村 恋物語映写 建物外壁

 犬山市の博物館明治村で、名古屋造形大(小牧市)の学生が夜間、プロジェクターを使った屋外アートイベント「宵街映写」を展開し、来場者の人気を集めている。

 開村時間を午後9時まで延長する「宵の明治村」での企画。同大デジタルメディアデザインコースの3年生8人が、渡辺敏之教授の指導で、村内の札幌電話交換局の壁に、色鮮やかな映像作品を映し出している。

 映像は、明治、大正期のお嬢さまと苦学生の恋を描いた約5分30秒の作品。浴衣姿のカップルや家族連れが熱心に見入り、終わると拍手をしていた。

 8人がそれぞれパソコンを使い、3カ月で完成させた。角谷美佳さん(21)は「作るのは大変だったけど、いい作品に仕上がった」と話している。

 宵の明治村は19日までと24〜26日。浴衣で来場すると女性は入村無料、男性は200円引き。花火やジャズコンサート、占いなどもある。「宵街映写」は期間中、午後7〜8時20分に上映。(問)明治村=電0568(67)0314(金森篤史)

(2012年8月16日 中日新聞朝刊市民版より)
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