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中日新聞掲載の大学記事

2008.07.07

大同工大 大同大に改称へ

来春から 情報系学科も重視

 大同工業大(名古屋市南区)を運営する学校法人「大同学園」は、来年1月の法人創立70周年を機に同年4月から校名を「大同大学」に変更することを明らかにした。

 大同工業大は、1964(昭和39)年に工学部の単科大学として始まり、現在、工学部と情報学部の2学部。情報学部では情報システム学科、情報デザイン学科など工学系以外の学科も設置している。今後従来の工学の枠にとどまらない学科編成や、工業・生活デザインを重視した大学展開に向け、校名を変更することを決めた。

 同大は6月20日、校名変更について文部科学省に届け出、同30日に承諾を得た。沢岡昭学長は「従来の工業大学にひと味違うセンスを加え、世界に羽ばたける大学にしたい」と話している。

 同大は、大同製鋼(現大同特殊鋼)の出資で39年に設立された工業学校が前身。62年に中部電力、名古屋鉄道など中部産業界の要望で大同工業短大となり、2年後に機械工学科と電気工学科からなる大同工業大となった。情報学部は2002年に開設した。

(2008年7月7日 中日新聞夕刊1面より)
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