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2011.10.04
若手へ外国修行の勧め 下村特別教授、名大で懇談
ノーベル化学賞を2008年に受賞した下村脩名古屋大特別教授が3日、名古屋市千種区の名大キャンパスで若手研究者と懇談した。中川正春文部科学相や浜口道成学長も加わり、基礎研究の大切さを話し合った。理学や医学を中心に教授や助教ら20人ほどが出席し、現状を説明した。
懇談は非公開で、大学関係者によると、出席者からは若い時に研究はできても終身ポストが少ないため、人生設計が難しいなどの声が出たという。
後輩との懇談後、下村さんは「しっかりした研究計画を持っていて感心した。どんどん外国で武者修行をしてほしい」と期待。中川文科相からも基礎研究の重要性は共有しているとのコメントがあったといい「はっきり言ってくれて安心した」と話した。
(2011年10月4日 中日新聞朝刊県内版より)
懇談は非公開で、大学関係者によると、出席者からは若い時に研究はできても終身ポストが少ないため、人生設計が難しいなどの声が出たという。
後輩との懇談後、下村さんは「しっかりした研究計画を持っていて感心した。どんどん外国で武者修行をしてほしい」と期待。中川文科相からも基礎研究の重要性は共有しているとのコメントがあったといい「はっきり言ってくれて安心した」と話した。
(2011年10月4日 中日新聞朝刊県内版より)