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中日新聞掲載の大学記事

2011.09.03

街おこし 学生が企画中 星が丘テラスと周辺商店街 愛知東邦大の4人現状調査

■最終案11月に発表予定

 愛知東邦大(名東区)の学生たちが、大学近くにある星が丘テラスとその周辺商店街を盛り上げようと、街おこしプロジェクトづくりをスタートさせた。最終的なプロジェクト案は11月19日に開かれる学園祭で発表する予定だ。(中村禎一郎)

 計画を進めているのは経営学部3年の男子4人。3年生の学生の間では、実際に企業で就業体験をする「インターンシップ」が盛んだが、大学が「別の形で社会を学べる機会を設けたい」と企画した。

 大学側が、星が丘テラスの開発会社「東山遊園」(千種区)に相談。星が丘テラスをさらに活性化する取り組みを考えるプロジェクトをつくることで話がまとまり、大学側が3年を対象に参加者を募集して4人が応じた。

 学生たちは8月に、星が丘テラスやその周辺の商店から聞き取り調査やアンケートをした。同月29日には東山遊園や星が丘自動車学校に足を運び、直接アンケート。「星が丘テラスで催されたイベントについて教えてください」と質問すると、担当者らは「結構頻繁にやっています」と返答していた。

 街おこしのために何ができるかを今月中旬に、東山遊園への提言として計画案をまとめる。

 現在、地域の祭りに似た催しを考えているが、東山遊園が認めなければプロジェクト案は学園祭で発表できないことになっている。プロジェクト案作りに取り組む真辺新平さん(20)は「今はまだ、漠然としていて何ができるのか分からないが、結果を出したい」と意気込んでいた。

(2011年9月3日 中日新聞朝刊市民版より)
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