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中日新聞掲載の大学記事

2011.09.02

放射線と食の安全 コープ連合勉強会 名古屋

 「放射性物質と食品の安全性」をテーマに、東海コープ事業連合は1日、東海三県のコープ関係者らを対象とした勉強会を名古屋市中区丸の内のアイリス愛知で開いた。

 名古屋大大学院の山沢弘実教授(環境放射能)と同連合前商品検査センター長の斎藤勲氏が講師を務めた。

 山沢さんは、福島第一原発事故による放射性物質の拡散や食品に含まれる放射能を解説し「放射線は有無ではなく程度の問題。自分の相場観を持つことが安心につながる」と話した。

 斎藤さんは「特に妊産婦は心理的負担が大きい。個人被ばく線量計を配り、科学的な説明をすることが大切」と述べた。

(2011年9月2日 中日新聞朝刊県内版より)
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