名古屋学院大（熱田区）のボランティアサークルやジャズ研究会などの学生３５人が２１日、熱田区の名鉄金山駅前で大震災の被災地への募金を呼び掛けるチャリティーライブをした。復興をテーマに「上を向いて歩こう」や「アンパンマンのマーチ」などを披露し、道行く人に協力を求めた。

　同大のボランティアサークル「ＥＡＲＴＨ」が、ジャズ研究会や吹奏楽部と企画。ドラムやサックス、トランペットなどを奏で、横で募金箱を持った学生が「被災地への募金ご協力お願いしまーす」と呼び掛けた。

　ＥＡＲＴＨ代表で経済学部３年の坂本大輔さん（２０）は「震災から時間がたち、募金が集まりにくくなっている。今後もライブをして、少しでも多く集めたい」と話した。

(2011年6月22日　中日新聞朝刊市民版より)