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2011.05.31
産学連携で材料研究 日本ガイシ、名工大と拠点
日本ガイシと名古屋工業大は30日、産学連携で次世代の半導体や電池の材料を開発する「イノベーション研究所」を同大内に新設すると発表した。
両者の既存の研究施設を活用。レアメタル(希少金属)を使用しない半導体材料と、リチウムイオンより大容量となる電池材料の2テーマについて、名工大の研究者5人と日本ガイシの研究部門が協力して開発を進める。2014年3月までの3年間で新技術の実用化への見通しなどを見極める。
連携は、日本ガイシの加藤太郎社長が、同社の研究開発本部長を務めていた2年前に名工大に呼び掛けた。発表の席上、イノベーション研究所長を務める名工大の森秀樹教授は「大学では専門に閉じこもりがちになる。横の連携を強めて社会に貢献できる開発を進めたい」と抱負を語った。
(2011年5月31日 中日新聞朝刊11面より)
両者の既存の研究施設を活用。レアメタル(希少金属)を使用しない半導体材料と、リチウムイオンより大容量となる電池材料の2テーマについて、名工大の研究者5人と日本ガイシの研究部門が協力して開発を進める。2014年3月までの3年間で新技術の実用化への見通しなどを見極める。
連携は、日本ガイシの加藤太郎社長が、同社の研究開発本部長を務めていた2年前に名工大に呼び掛けた。発表の席上、イノベーション研究所長を務める名工大の森秀樹教授は「大学では専門に閉じこもりがちになる。横の連携を強めて社会に貢献できる開発を進めたい」と抱負を語った。
(2011年5月31日 中日新聞朝刊11面より)