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2011.05.30
緑化で節電 名古屋学院大生と園児 “カーテン”苗植え
■「COP10の精神」 活動2年目 芽吹く時
昨年、市内で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)をきっかけに生まれた環境を考える催しが、2年目を迎えた。絶滅危惧種を守る動きや、緑のカーテンも。ナゴヤにまかれた小さな種が着実に芽吹き、大きく育とうとしている。
日光を遮る「緑のカーテン」で節電しようと、熱田区の名古屋学院大名古屋キャンパスで、学生らがつる状の植物の苗を植えた。
環境保全に取り組むサークル「EARTH(アース)」、ごみを出さない学校祭を目指す大学祭実行委の学生20人と、地元の聖テレジア幼稚園年長組22人がゴーヤー、カボチャを植えた。
園児は学生の手ほどきを受け、スコップで掘った穴に苗をそっと置いて土をかぶせた。昨年植えたアサガオも含めると、8月には幅20メートル、高さ3メートルの壁が覆われる。
アース代表の坂本大輔さん(20)は「園児たちが自分の手で苗を植えて成長を実感することで、環境問題を身近に感じてほしい」と話した。 (福田大展)
(2011年5月30日 中日新聞朝刊市民版より)
昨年、市内で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)をきっかけに生まれた環境を考える催しが、2年目を迎えた。絶滅危惧種を守る動きや、緑のカーテンも。ナゴヤにまかれた小さな種が着実に芽吹き、大きく育とうとしている。
日光を遮る「緑のカーテン」で節電しようと、熱田区の名古屋学院大名古屋キャンパスで、学生らがつる状の植物の苗を植えた。
環境保全に取り組むサークル「EARTH(アース)」、ごみを出さない学校祭を目指す大学祭実行委の学生20人と、地元の聖テレジア幼稚園年長組22人がゴーヤー、カボチャを植えた。
園児は学生の手ほどきを受け、スコップで掘った穴に苗をそっと置いて土をかぶせた。昨年植えたアサガオも含めると、8月には幅20メートル、高さ3メートルの壁が覆われる。
アース代表の坂本大輔さん(20)は「園児たちが自分の手で苗を植えて成長を実感することで、環境問題を身近に感じてほしい」と話した。 (福田大展)
(2011年5月30日 中日新聞朝刊市民版より)