HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2011.05.28
愛知大学野球 MVPに愛院大・浦野
愛知大学野球春季リーグ(中日新聞社後援)1部の表彰選手が27日、担当記者の投票で決まり、最優秀選手賞(MVP)に愛院大の浦野博司投手(4年、静岡・浜松工高出)を選んだ。2季ぶり2度目の受賞。敢闘賞は名商大の上野貴之投手(4年、福岡・祐誠高出)、新人賞は名城大の河野清太郎投手(1年・愛知啓成高出)。
浦野は6勝0敗で、最優秀防御率賞(0.65)も獲得。チームを3季連続優勝に導いた。上野は3勝2敗、防御率0.82。引き分けとなった名城大との1回戦で延長18回を完投し、無失点に抑えた。河野は新人投手でただ一人、規定投球回数をクリアし、2勝3敗。上野と18回を投げ合ったことも評価された。
ベストナインは浦野、大島啓太二塁手が2季ぶり、中村憲治外野手が2季連続でいずれも2度目の受賞。他の選手は初受賞となった。表彰選手は同日、名古屋市の瑞穂球場で行われた閉会式で、愛知大学野球連盟の後藤泰之副会長から賞状と記念の盾が贈られた。
■55回2/3で自責点4
MVPに輝いた浦野は最優秀防御率賞、ベストナインと次々に表彰を受けた。「一番こだわっている防御率で受賞できたのが特にうれしい」。55回2/3を投げて自責点はわずかに4。ストレート、スライダーを低めに集め、抜群の安定感を誇った。
その目は既に全日本大学選手権(6月7日開幕)に向けられている。昨年の選手権は初戦敗退。「愛知の代表として今度は勝ちたい」。エースは闘志をかき立てていた。
■新人賞 名城大・河野
新人賞に選ばれた名城大の河野は「大学最初のシーズンはベンチ入りができればいいと思っていた。うれしい」。
181センチ、75キロの体から繰り出す直球は最速149キロ。8試合に登板し、防御率は0.99。リーグ戦終盤はエース級の活躍。「真っすぐが通用するのは分かった。変化球を磨きたい」。右腕はさらなる飛躍を誓った。
<愛知大学野球春季リーグ1部の表彰選手>
最優秀選手賞:浦野博司(愛院大4年)
敢闘賞:上野貴之(名商大4年)
最優秀防御率:浦野博司
打撃賞:藤岡敬大(愛工大3年)
新人賞:河野清太郎(名城大1年)
【ベストナイン】
投 手:浦野博司
捕 手:道野大和(中部大4年)
一塁手:安井俊介(愛院大4年)
二塁手:大島啓太(愛大3年)
三塁手:藤岡敬大
遊撃手:田中友博(愛院大3年)
外野手:小坂亮太郎(中部大4年)、辻翔太(中部大2年)、中村憲治(名商大4年)
指名打者:該当者なし
(2011年5月28日 中日新聞朝刊24面より)
浦野は6勝0敗で、最優秀防御率賞(0.65)も獲得。チームを3季連続優勝に導いた。上野は3勝2敗、防御率0.82。引き分けとなった名城大との1回戦で延長18回を完投し、無失点に抑えた。河野は新人投手でただ一人、規定投球回数をクリアし、2勝3敗。上野と18回を投げ合ったことも評価された。
ベストナインは浦野、大島啓太二塁手が2季ぶり、中村憲治外野手が2季連続でいずれも2度目の受賞。他の選手は初受賞となった。表彰選手は同日、名古屋市の瑞穂球場で行われた閉会式で、愛知大学野球連盟の後藤泰之副会長から賞状と記念の盾が贈られた。
■55回2/3で自責点4
MVPに輝いた浦野は最優秀防御率賞、ベストナインと次々に表彰を受けた。「一番こだわっている防御率で受賞できたのが特にうれしい」。55回2/3を投げて自責点はわずかに4。ストレート、スライダーを低めに集め、抜群の安定感を誇った。
その目は既に全日本大学選手権(6月7日開幕)に向けられている。昨年の選手権は初戦敗退。「愛知の代表として今度は勝ちたい」。エースは闘志をかき立てていた。
■新人賞 名城大・河野
新人賞に選ばれた名城大の河野は「大学最初のシーズンはベンチ入りができればいいと思っていた。うれしい」。
181センチ、75キロの体から繰り出す直球は最速149キロ。8試合に登板し、防御率は0.99。リーグ戦終盤はエース級の活躍。「真っすぐが通用するのは分かった。変化球を磨きたい」。右腕はさらなる飛躍を誓った。
<愛知大学野球春季リーグ1部の表彰選手>
最優秀選手賞:浦野博司(愛院大4年)
敢闘賞:上野貴之(名商大4年)
最優秀防御率:浦野博司
打撃賞:藤岡敬大(愛工大3年)
新人賞:河野清太郎(名城大1年)
【ベストナイン】
投 手:浦野博司
捕 手:道野大和(中部大4年)
一塁手:安井俊介(愛院大4年)
二塁手:大島啓太(愛大3年)
三塁手:藤岡敬大
遊撃手:田中友博(愛院大3年)
外野手:小坂亮太郎(中部大4年)、辻翔太(中部大2年)、中村憲治(名商大4年)
指名打者:該当者なし
(2011年5月28日 中日新聞朝刊24面より)