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中日新聞掲載の大学記事

スポーツ  2025.12.09

全日本団体組手で初優勝 中部学院大空手道部女子

山下市長(左)に全国大会優勝を報告した選手ら=関市役所で

山下市長(左)に全国大会優勝を報告した選手ら=関市役所で

■関市長に喜び報告 「約束果たせた」

 関市の中部学院大空手道部の女子が「全日本大学空手道選手権大会」(全日本学生空手道連盟主催)の女子団体組手で初優勝した。関東と関西の大学以外が優勝するのは初めて。5日に選手6人が市役所を訪れ、山下清司市長に喜びを語った。(華原士文)

 大会は11月16日に東京の日本武道館であり、女子団体組手は54校が出場した。中部学院大女子は2回戦から登場し、初戦を2勝1分けで突破すると、3、4回戦と準決勝、決勝をいずれも2先勝の完封勝ちで優勝した。

 出場したのは4年の寺沢紗良主将と伊熊遥花選手、3年斉田乃愛選手、2年広瀬空選手、荒木柚乃選手、1年横浜来幸選手。6人が試合ごとに入れ替わり戦った。寺沢主将と広瀬選手、横浜選手は優秀選手にも選ばれた。

 中部学院大女子は5月の「東日本大学空手道選手権大会」の女子組手団体戦でも関東勢以外で初の優勝を飾った。寺沢主将は「5月の報告で約束した、全国優勝の報告を果たせた。どこまでも挑戦者の気持ちで日本一を目指して頑張ってきた。チーム力に重点を置いて練習に励んだことで優勝できたと思う」と喜びを語った。山下市長は「素晴らしい結果をうれしく思う。今度からは追われる立場。後輩たちを鍛え上げて連覇できるよう、引き続き頑張って」とたたえた。

(2025年12月9日 中日新聞朝刊中農版より)
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