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瀬戸の製造業でインターン 市と名産大連携、学生「貴重な体験」
瀬戸市内の製造業4社をインターンシップ(就業体験)として巡り、企業の魅力や仕事を大学生に知ってもらう「5DAYS INTERNSHIP」の成果発表が5日、同市蔵所町の瀬戸蔵であった。
瀬戸市は名古屋産業大(尾張旭市)と、「雇用に関する連携協定」を結んでいる。製造業を盛り上げ、学生に広く知ってもらおうと5日間のインターンを実施しており、今回で3回目となる。
同大から参加した3年生の伊藤遼哉さん(20)が、同市商工観光課で4月から企画運営担当者として、企業や学生を集める役割を担った。8月末に行われたインターンには、市内外から伊藤さんを含む5人が参加。市の魅力を知ってもらった上で、市内4社で1日ずつ業務体験や先輩社員と交流した。
成果発表には、伊藤さんと名古屋造形大(名古屋市)3年の小寺末莉さん(20)が出席し、企業の担当者にインターンを通じて学んだことや感想を発表した。今回初めて参加した企業担当者は「新卒採用に課題を抱えており、良い機会だった。今の子はワークライフバランスを重視するところがある。うちはフレキシブルな職場なので、知ってもらいたい」と話した。
経営や起業について学んでいるという伊藤さんは「実際に社員の話を聞けるなど貴重な体験ができた。私は文系だけど、経理や総務などいろんな部署があることも分かった」と興味が広がった様子だった。(古市昌克)
(2025年9月10日 中日新聞朝刊なごや東版より)
瀬戸市は名古屋産業大(尾張旭市)と、「雇用に関する連携協定」を結んでいる。製造業を盛り上げ、学生に広く知ってもらおうと5日間のインターンを実施しており、今回で3回目となる。
同大から参加した3年生の伊藤遼哉さん(20)が、同市商工観光課で4月から企画運営担当者として、企業や学生を集める役割を担った。8月末に行われたインターンには、市内外から伊藤さんを含む5人が参加。市の魅力を知ってもらった上で、市内4社で1日ずつ業務体験や先輩社員と交流した。
成果発表には、伊藤さんと名古屋造形大(名古屋市)3年の小寺末莉さん(20)が出席し、企業の担当者にインターンを通じて学んだことや感想を発表した。今回初めて参加した企業担当者は「新卒採用に課題を抱えており、良い機会だった。今の子はワークライフバランスを重視するところがある。うちはフレキシブルな職場なので、知ってもらいたい」と話した。
経営や起業について学んでいるという伊藤さんは「実際に社員の話を聞けるなど貴重な体験ができた。私は文系だけど、経理や総務などいろんな部署があることも分かった」と興味が広がった様子だった。(古市昌克)
(2025年9月10日 中日新聞朝刊なごや東版より)