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イベント 2024.11.27
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自分や家族 人生見つめ直す 関でドキュメンタリー映画上映
■訪問医療や在宅死テーマ 200人 最期考える
訪問医療や在宅死をテーマにしたドキュメンタリー映画「人生をしまう時間(とき)」の上映会が23日、関市平和通のアピセ・関であった。約200人が訪れ、自身や家族の人生を見つめ直した。(華原士文)
映画は、埼玉県の病院の訪問診療チームに密着したドキュメンタリー。病気や障害、経済的な事情などさまざまな課題を抱えた家族に、在宅の終末期医療や介護を施す様子を克明に捉えた。上映前に、武儀医師会の真鍋孔透(よしゆき)副会長(47)が「自宅でみとるのは簡単ではない。いろいろなトラブルがあり、家族の覚悟も必要。悔いを残さないため、自分の最期をどう迎えるか、考えるきっかけになれば」とあいさつした。
夫婦で来場した関市本町の主婦(43)は、自身も祖父を在宅でみとった経験を持つ。「先生の一言に心が救われることがある。在宅医療の制度が充実して、世の中の流れになっていけば」と話した。
望む医療やケアなどを含めた自分の人生について、日頃から家族や友人と共有する「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング、ACP)」を普及しようと、岐阜医療科学大(関市市平賀)と、武儀医師会在宅医療介護相談センター(同市日ノ出町)が共同して企画。16日には美濃市でも上映会を開いた。
(2024年11月27日 中日新聞朝刊中濃版より)
訪問医療や在宅死をテーマにしたドキュメンタリー映画「人生をしまう時間(とき)」の上映会が23日、関市平和通のアピセ・関であった。約200人が訪れ、自身や家族の人生を見つめ直した。(華原士文)
映画は、埼玉県の病院の訪問診療チームに密着したドキュメンタリー。病気や障害、経済的な事情などさまざまな課題を抱えた家族に、在宅の終末期医療や介護を施す様子を克明に捉えた。上映前に、武儀医師会の真鍋孔透(よしゆき)副会長(47)が「自宅でみとるのは簡単ではない。いろいろなトラブルがあり、家族の覚悟も必要。悔いを残さないため、自分の最期をどう迎えるか、考えるきっかけになれば」とあいさつした。
夫婦で来場した関市本町の主婦(43)は、自身も祖父を在宅でみとった経験を持つ。「先生の一言に心が救われることがある。在宅医療の制度が充実して、世の中の流れになっていけば」と話した。
望む医療やケアなどを含めた自分の人生について、日頃から家族や友人と共有する「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング、ACP)」を普及しようと、岐阜医療科学大(関市市平賀)と、武儀医師会在宅医療介護相談センター(同市日ノ出町)が共同して企画。16日には美濃市でも上映会を開いた。
(2024年11月27日 中日新聞朝刊中濃版より)