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学生活動  2024.03.26

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まちの魅力ギュッ 「今昔地図」制作 名造形大生ら 大杉学区住民と連携

完成した「大杉学区界隈今昔地図」を見る「大杉まちづくり会」のメンバーと名古屋造形大の学生たち=北区の同大で

完成した「大杉学区界隈今昔地図」を見る「大杉まちづくり会」のメンバーと名古屋造形大の学生たち=北区の同大で

 名古屋造形大(北区名城2)の学生らが、同区の大杉学区の住民でつくる「大杉まちづくり会」と連携し、約半年をかけて学区の魅力を詰め込んだ地図を制作した。「住み続けたくなるまちづくり」を目指す会が区役所を通じて学生たちを紹介され、実現した。 (古畑克真)

 「大杉学区界隈(かいわい)今昔地図」と名付け、名鉄瀬戸線沿いの桜並木や現存する神社仏閣などに加え、学区に残る歴史書や言い伝えに登場する建造物、文化などのイラストを書き込んだ。学区内の妖怪伝説にちなんだかっぱや鬼、てんぐなどもちりばめた。裏面には、地図上の神社や旧跡などの説明を載せた。

 同大映像文学領域の3年生2人が関わった。妖怪のイラストを描いた栗田羅奈さん(22)は「怖い印象をなくすため、子どもと仲良くする様子などを描いた」と工夫。全体をデザインした岩月琴音さん(22)は「古い書物をイメージし、紙の端がちぎれているような感じにした」と話した。

 他の学生6人が携わって学区の新しいロゴマークをデザインし、地図に掲載した。学区名にちなんだスギの木と「住みやすいまち」から連想した「家」の形を組み合わせた。考案した2年坂本伊織さん(20)は「自分が作ったもので地域に良い効果があればうれしい」と話した。

 地図は北区役所や小中学校などに配布され、地域の魅力発信を目指すほか、町内会の約2500世帯全てに順次配布する。大杉まちづくり会の山内久義副会長(75)は「地域の資源や財産を活用できるのはうれしい。想像以上に良い物を作っていただいた」と喜んだ。荒木洋子会長代行は(73)は「学区のイベントでもロゴを使い、まちのシンボルとして浸透させていきたい」と意気込んだ。

(2024年3月26日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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