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学生活動  2024.02.22

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与論の海 次代につなげ 鹿児島 東海学園大生らごみ拾い

 東海学園大(みよし市)の学生らが、鹿児島県の与論島で、浜辺に流れ着いた海洋ごみを拾うボランティア活動をした。2023年度に新たに開講した科目「ボランティア活動」の一環で、経営、心理両学部の2年生15人が参加した。

 社会問題の解決に自主的に取り組むことが狙いで、鹿児島大南九州・南西諸島域イノベーションセンターの仲立ちで実現。学生たちは今月15、16日、地元ごみ拾いボランティア「海謝美(うんじゃみ)」と共に、砂浜などに散らばったペットボトルやポリ袋、漁業用の浮きなどを拾い集めた。

 心理学部の室岡花音さんは「きれいな海に見えたけれど、砂浜に下りると貝殻やサンゴと見分けがつかないくらいのマイクロプラスチックや巨大な発泡スチロールもあり、ごみの多さに驚いた」。海謝美の若松初江会長は「継続が大事。きれいなままの海を次世代につなげようと意識づけできれば」と話した。 (芝野享平)

(2024年2月22日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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