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お知らせ  2024.02.21

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県芸大と岐阜のホール 音楽家育成で協定 6月に管弦楽団が演奏会

協定を結んだ戸山学長(右)と嘉根支配人=岐阜市薮田南のサラマンカホールで

協定を結んだ戸山学長(右)と嘉根支配人=岐阜市薮田南のサラマンカホールで

 県立芸術大(長久手市)は20日、岐阜市薮田南のコンサートホール「サラマンカホール」と音楽家の育成や芸術振興に取り組む包括連携協力協定を結んだ。連携の第1弾として同大管弦楽団が6月に同ホールで演奏会を開く。 (井上京佳)

 サラマンカホールはパイプオルガンがあるクラシック音楽専用のホールで、音響効果が高く評価されている。協定は学生に演奏機会を提供し、音楽家を育成するとともに、地域の文化振興につなげる狙いがある。同大が音楽ホールと協定を結ぶのは名古屋市の宗次ホールに次いで2例目。サラマンカホールにとって大学との連携協定は3校目。

 同大の戸山俊樹学長と同ホールの嘉根礼子支配人が締結式に出席。戸山学長は「自然でやわらかな響きがある素晴らしいホール。若者の熱い音楽を岐阜の方に聞いていただきたい」とあいさつした。嘉根支配人は、岐阜県に芸術専門の大学がなく、音楽家を志す地元の学生は愛知県などで学んでいるとして「恩返しの意味でも、発表の場を提供して役に立てたら」と述べた。

 同大管弦楽団の演奏会は6月22日に開かれ、下野竜也さんの指揮でドボルザークの交響曲第8番などを演奏する。

(2024年2月21日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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