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お知らせ 2023.11.15
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犬山の蓮池古墳群 出土品などを紹介 名経大図書館
かつて犬山市蓮池にあり、開発によって消滅した「蓮池古墳群」を紹介する特別展が、古墳跡に近い名古屋経済大図書館で開かれている。学生でなくても見学できる。30日まで。
蓮池古墳群は7世紀ごろに造られ、本宮山南麓の丘陵に20基ほどあったとされる。一部は南山大考古学研究室が1951年に緊急調査したが、ほとんどの古墳は調査されることなく消滅した。
特別展では、火葬された遺骨が納まっていた石櫃(いしびつ)、取っ手のついた須恵器などを展示。分布域を示した地図もある。
7日に古墳群について講演したNPOニワ里ねっとの服部哲也副理事長によると、古墳は通常、目立つところに造られることが多いが、蓮池古墳群は山あいの奥まった目立たない場所に造られているのが特徴だという。ニワ里ねっとの調査では新たな古墳も見つかっており、再調査の必要性も指摘した。
(2023年11月15日 中日新聞朝刊近郊総合版より)
蓮池古墳群は7世紀ごろに造られ、本宮山南麓の丘陵に20基ほどあったとされる。一部は南山大考古学研究室が1951年に緊急調査したが、ほとんどの古墳は調査されることなく消滅した。
特別展では、火葬された遺骨が納まっていた石櫃(いしびつ)、取っ手のついた須恵器などを展示。分布域を示した地図もある。
7日に古墳群について講演したNPOニワ里ねっとの服部哲也副理事長によると、古墳は通常、目立つところに造られることが多いが、蓮池古墳群は山あいの奥まった目立たない場所に造られているのが特徴だという。ニワ里ねっとの調査では新たな古墳も見つかっており、再調査の必要性も指摘した。
(2023年11月15日 中日新聞朝刊近郊総合版より)