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中日新聞掲載の大学記事

イベント  2022.08.10

クラーク記念国際高 ユニーク提言でGP 名産大で高校生の「ビジネスデザインコンテスト」

高校生がユニークなアイデアを発表したビジネスデザインコンテスト=尾張旭市の名古屋産業大で

高校生がユニークなアイデアを発表したビジネスデザインコンテスト=尾張旭市の名古屋産業大で

 名古屋産業大(尾張旭市)で7日、高校生がビジネスのアイデアや取り組みを発表する「未来へのビジネスデザインコンテスト」が開かれ、東海地方の高校10校から14組が参加した。昨年に続いて2回目。
 
 同大教員や東海地方の企業家など7人が審査。ビジネスアイデアの部のグランプリには、クラーク記念国際高名古屋キャンパス(中村区)3年の生徒ら3人が輝いた。提案したのは、マイボトルを購入して一定の金額を払えば、自由に飲み物を楽しめる定額制の自動販売機型ドリンクサーバー。ペットボトルのごみを減らすのに役立つ商品とアピールした。

■準グランプリ 聖カピタニオ女子高・1年の生徒

 準グランプリの聖カピタニオ女子高(瀬戸市)1年の生徒は、取引先に名前を覚えてもらい、地域活性化にも役立つ「お土産一体型名刺」を発表。相手が名刺のQRコードを読み取ると、会社のある地域の土産が並ぶウェブサイトが表示され、好きなものを注文できる仕組みだ。災害時に持ち運びがしやすいよう、小分けにした化粧品セットを考案した滝高(江南市)1年の生徒も同賞を受賞した。
 
 実践活動の部グランプリに選ばれたのは、まちおこしの取り組みについて発表した島田商業高(静岡県)3年の生徒ら7人。準グランプリは、学校になじめない子の居場所づくりを支援する中央国際高3年の生徒ら2人と、規格外野菜を使った商品開発に励む南陽高(港区)2年の生徒が選ばれた。(平木友見子)

(2022年8月10日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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