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お知らせ 2021.10.29
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大音量の音楽原因の難聴を耳栓で防ごう 名芸大で特別講義
大音量の音楽に触れ続けることによる難聴を防ぐための特別講義が28日、北名古屋市の名古屋芸術大で開かれた。音楽や映像を学ぶ学生100人が、音が聞こえる仕組みや、音楽用の耳栓を実際に使って耳を守る方法を学んだ。
講義には、名古屋市で補聴器などの販売会社を経営するかたわら、聴覚を守る活動をしている今井浩詞さん(61)が招かれた。今井さんは、一度機能が衰えると戻らない「有毛細胞」がある内耳の構造などを説明した後、大音量が流れる音楽ライブや長時間のヘッドホン利用などが難聴につながると指摘。耳を守るために耳栓を付けて演奏するバンドもいることを紹介しながら「10年後、20年後に難聴にならないよう、耳栓もうまく活用してほしい」と訴えた。
学生たちは、耳栓をしない状態とした状態で生のバンド演奏を聴き比べた。「耳栓をすると高音が聴きやすくなった」「耳栓をしても腹に音が響いて迫力があった」という意見が出た。
(2021年10月29日 中日新聞朝刊市民版より)
講義には、名古屋市で補聴器などの販売会社を経営するかたわら、聴覚を守る活動をしている今井浩詞さん(61)が招かれた。今井さんは、一度機能が衰えると戻らない「有毛細胞」がある内耳の構造などを説明した後、大音量が流れる音楽ライブや長時間のヘッドホン利用などが難聴につながると指摘。耳を守るために耳栓を付けて演奏するバンドもいることを紹介しながら「10年後、20年後に難聴にならないよう、耳栓もうまく活用してほしい」と訴えた。
学生たちは、耳栓をしない状態とした状態で生のバンド演奏を聴き比べた。「耳栓をすると高音が聴きやすくなった」「耳栓をしても腹に音が響いて迫力があった」という意見が出た。
(2021年10月29日 中日新聞朝刊市民版より)