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学生活動 2021.07.25
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緊張のお使い 名城大生見守る 円頓寺商店街で子ども向け企画
子どもたちが商店街で親に頼らずに買い物に挑戦するイベントが24日、西区の円頓寺商店街一帯であった。緊張しながら店主に注文する子どもの様子を、企画した名城大の学生とプロスポーツチーム、商店街のスタッフが見守り、買い物の成功を保護者と喜んだ。
同大は、スポーツと教育を通じた地域の発展を目指し、昨年7月にプロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」と協定を締結。今回は、商店街と協力し、子どもにお使いを経験させることで、お金の使い方や大人とのコミュニケーションの仕方などを学んでもらうのが狙い。ドルフィンズから、子どもたちへの課題が与えられることで、試合会場以外でも子どもたちにチームを知ってもらう機会となる。
初めての実施となったこの日は、橘小学校1年の女児(6つ)らが参加。お使いは、子ども1人、もしくは学生と一緒に出かけ、買い物の様子は、学生たちが撮影。離れた場所で保護者が確認できるように工夫した。
女児は、学生とともに商店街を巡り、目当てのサンドイッチやコロッケを購入。店先では店員に注文したり、持参したスマートフォンでおつりを計算したりして買い物を済ませた。
女児は「緊張したけど、楽しく買い物ができた」と満足げ。同大4年の篠田早希(さつき)さん(22)は「今回だけで終わらず、継続できる事業に育てていきたい」と意気込んだ。 (蓮野亜耶)
(2021年7月25日 中日新聞朝刊市民版より)
同大は、スポーツと教育を通じた地域の発展を目指し、昨年7月にプロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」と協定を締結。今回は、商店街と協力し、子どもにお使いを経験させることで、お金の使い方や大人とのコミュニケーションの仕方などを学んでもらうのが狙い。ドルフィンズから、子どもたちへの課題が与えられることで、試合会場以外でも子どもたちにチームを知ってもらう機会となる。
初めての実施となったこの日は、橘小学校1年の女児(6つ)らが参加。お使いは、子ども1人、もしくは学生と一緒に出かけ、買い物の様子は、学生たちが撮影。離れた場所で保護者が確認できるように工夫した。
女児は、学生とともに商店街を巡り、目当てのサンドイッチやコロッケを購入。店先では店員に注文したり、持参したスマートフォンでおつりを計算したりして買い物を済ませた。
女児は「緊張したけど、楽しく買い物ができた」と満足げ。同大4年の篠田早希(さつき)さん(22)は「今回だけで終わらず、継続できる事業に育てていきたい」と意気込んだ。 (蓮野亜耶)
(2021年7月25日 中日新聞朝刊市民版より)