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お知らせ  2026.03.10

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被災した木造住宅 強度高めて復旧を 愛知淑徳大が実験

実験について解説する古田教授=長久手市の愛知淑徳大で

実験について解説する古田教授=長久手市の愛知淑徳大で

 大地震で被災し大破、倒壊した木造住宅の早期復旧を目指し、これまで断熱材として用いられてきた硬質ウレタンフォームを壁に吹き付けて強度を高める研究を、愛知淑徳大建築学部の古田智基教授(61)の研究室が進めている。長久手市の同大で2月18日、公開実験を行った。

 研究室は、地震で被害を受けた多くの木造住宅が解体され、大量の災害ごみが発生している点に着目。被災した木造家屋を解体せず建て起こし、続けて起こる余震に耐えられるよう強度を高めることで、被災者が元の家に早く戻れる利点がある。震度7相当にも耐える想定をしている。

 公開実験では、学生が「耐震補強が十分でない木造住宅は全国に約2500万棟あるが、コストがかかり対策はなかなか進んでいない」と紹介。集まった住宅工務店や大学の関係者ら約30人は、震度7相当の衝撃を受けてから硬質ウレタンフォームを吹き付けた板に、再び同様の衝撃を加える様子を見学した。

 古田教授は「長期の避難所生活を解消することで、災害関連死も減らせる」と研究の意義を語った。(鳥居彩子)

(2026年3月10日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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