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農福連携 現場で学ぶ 関の事業所 中部学院大生5人 ニンニク加工体験
中部学院大通信教育部の学生5人が12日、関市平和通の就労継続支援事業所「DAI」で農業体験をした。
同大では本年度から、農業を生かした福祉支援「農福連携」を支える人材を育てる講座「アグリケアコース」を開講している。この日は授業の初回で、農福連携の実情を学ぶため障害のある利用者が農業に取り組んでいるDAIを訪れた。
学生らは事業所が収穫したニンニクを黒ニンニクに加工するための作業を体験した。利用者や事業所の職員と話しながら作業を進め、農福連携の現状や課題への理解を深めた。
学生らは今後、講義や通信教育で農業や福祉に関する知識を身に付けたり、実習を通じて農福連携のノウハウを学んだりする。
県福祉事業団に長年勤務し、講座の講師を務める岩井利光さん(72)は「農福連携は近年さまざまな施設で取り入れられているが、農業と福祉の両方に精通する人材は少ない。障害者それぞれに特性があり、支える人が能力を発揮できるよう適性を見極める必要があるので、このような人材はますます重要になる」と指摘した。(秋田耕平)
(2021年6月15日 中日新聞朝刊中濃総合版より)
同大では本年度から、農業を生かした福祉支援「農福連携」を支える人材を育てる講座「アグリケアコース」を開講している。この日は授業の初回で、農福連携の実情を学ぶため障害のある利用者が農業に取り組んでいるDAIを訪れた。
学生らは事業所が収穫したニンニクを黒ニンニクに加工するための作業を体験した。利用者や事業所の職員と話しながら作業を進め、農福連携の現状や課題への理解を深めた。
学生らは今後、講義や通信教育で農業や福祉に関する知識を身に付けたり、実習を通じて農福連携のノウハウを学んだりする。
県福祉事業団に長年勤務し、講座の講師を務める岩井利光さん(72)は「農福連携は近年さまざまな施設で取り入れられているが、農業と福祉の両方に精通する人材は少ない。障害者それぞれに特性があり、支える人が能力を発揮できるよう適性を見極める必要があるので、このような人材はますます重要になる」と指摘した。(秋田耕平)
(2021年6月15日 中日新聞朝刊中濃総合版より)