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学生活動 2021.05.22
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コロナ禍でも…外国語で話したい オンライン交流 名外大生と海外協定校生
新型コロナウイルスの影響で海外渡航や来日の制限が続く中、日進市の名古屋外国語大は、海外協定校とのオンラインで学生同士が異文化交流を行っている。参加した名古屋外大の学生たちは「コロナ禍でも外国語が話せる機会をつくってもらってありがたい」と喜ぶ。 (平木友見子)
同大では4月から、学生番号の奇数と偶数で学生を2グループに分け、対面授業日とオンライン授業日を交互に割り振る「ハイフレックス制」を導入することで対面授業を再開した。だが、交換留学生は受け入れも送り出しもゼロのままだ。
そこで今月10日~6月25日の7週間にわたりオンライン交流の実施を決め、参加者を学内と海外協定校で募集。手を挙げた学内の165人と12カ国の学生165人を「英語のみ」や「仏語と日本語」など使う言語によって、4、5人の82グループに分け、毎週1回約1時間、ビデオ通話ができるチャットアプリ「ディスコード」で交流を始めた。
19日には「英語と日本語」グループの学内の学生2人と日本に留学経験のあるポーランド、英国の大学生の計4人が2回目の交流。リーダー役で4年の日下部愛さんが日本語で「最近はまっているもの」について話題をふり、そこから4人は、好きなコンビニ弁当や日本の猛暑など、さまざまな会話を楽しんだ。次回は英語のみで話すという。
日下部さんは「留学できなくなりショックだが、出会う予定のなかった人と会話ができるのはうれしい」。英オックスフォードブルックス大のジョージアナ・ヘンダーソン・ギブさんは「日本から帰国後、私の日本語はバラバラになってしまったので、日本人と話せるチャンスをもらい、すごく感謝している」と話した。
名古屋外大では、グループで話し足りない学生のために、アプリ内で希望者同志が5言語でチャットなどをできるようにした。
担当する国際交流課の鈴木梨理子さんは「参加者が多く、特に海外協定校の学生の日本語を学びたい思いの強さに驚いている。交流や言語学習の場として活用してほしい」と話していた。
(2021年5月22日 中日新聞朝刊市民総合版より)
同大では4月から、学生番号の奇数と偶数で学生を2グループに分け、対面授業日とオンライン授業日を交互に割り振る「ハイフレックス制」を導入することで対面授業を再開した。だが、交換留学生は受け入れも送り出しもゼロのままだ。
そこで今月10日~6月25日の7週間にわたりオンライン交流の実施を決め、参加者を学内と海外協定校で募集。手を挙げた学内の165人と12カ国の学生165人を「英語のみ」や「仏語と日本語」など使う言語によって、4、5人の82グループに分け、毎週1回約1時間、ビデオ通話ができるチャットアプリ「ディスコード」で交流を始めた。
19日には「英語と日本語」グループの学内の学生2人と日本に留学経験のあるポーランド、英国の大学生の計4人が2回目の交流。リーダー役で4年の日下部愛さんが日本語で「最近はまっているもの」について話題をふり、そこから4人は、好きなコンビニ弁当や日本の猛暑など、さまざまな会話を楽しんだ。次回は英語のみで話すという。
日下部さんは「留学できなくなりショックだが、出会う予定のなかった人と会話ができるのはうれしい」。英オックスフォードブルックス大のジョージアナ・ヘンダーソン・ギブさんは「日本から帰国後、私の日本語はバラバラになってしまったので、日本人と話せるチャンスをもらい、すごく感謝している」と話した。
名古屋外大では、グループで話し足りない学生のために、アプリ内で希望者同志が5言語でチャットなどをできるようにした。
担当する国際交流課の鈴木梨理子さんは「参加者が多く、特に海外協定校の学生の日本語を学びたい思いの強さに驚いている。交流や言語学習の場として活用してほしい」と話していた。
(2021年5月22日 中日新聞朝刊市民総合版より)