金沢工業大との連携をオンライン会議で確認する白山市の関係者ら＝白山市役所で

　白山市と金沢工業大（野々市市）との連携推進会議が２４日、オンラインで開かれ、白山市が新年度に取り組む情報政策や、両者が進める教育分野の連携を確認した。

　市は新年度から始まる新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑にするため、業務を効率化する受け付けシステムを立ち上げる方針を示した。４月から運用を始める市公式ラインで市政の情報を発信し、オンラインによる行政手続きの拡大を目指すことも説明した。

　同大の学生が白山麓地域の振興のため市と協力して開いたイベントなど、これまでの連携も確認した。

　両者は２０１３年５月に包括的な連携協定を締結。会議には、白山市の井田正一副市長や同大の広瀬康夫、鹿田正昭両副学長など双方から１３人が出席した。　（都沙羅）

（2021年2月25日　北陸中日新聞朝刊加賀裏版より）