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お知らせ  2020.12.12

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四日市商高8組10人入賞 愛産大コンテスト ビジネスプラン考案

ビジネスプランコンテストで受賞した高校生ら=四日市市尾平町の四日市商業高で

ビジネスプランコンテストで受賞した高校生ら=四日市市尾平町の四日市商業高で

■熊谷さん最優秀賞 ライブハウス貸し出し案

 中部地方の高校生を対象にした「ビジネスプランコンテスト」で、四日市商業高校の8組10人が最優秀賞を含む入賞を果たした。生徒からは、コロナ禍のなかでの新しいビジネス案が多く挙がった。10日には主催者の愛知産業大の関係者が同校を訪れ、表彰式が催された。(磯部愛)

 同大経営学部の丸山宏学部長から、奨励賞を含む11人に一人ずつ表彰状が手渡された。コンテストは、愛知産業大の経営学部総合経営学科が毎年開催。個人か二人組の高校生が参加できる。

 コロナ禍でコンテストの規模は縮小したが、今年は「どのような店を開きたいですか」「地域を元気にするビジネスプランを考えよう」「スマートフォンの新しいアプリを考えよう」の3テーマを設けて募った。

 同校からは「商品開発」の授業を受ける3年生18人が参加。「コロナ時代の新しい生活様式に向けた商品開発」をテーマにビジネスプランの作成を学び、9月にそれぞれのテーマで案を応募したという。

 オンラインサービスやアプリなどを活用したアイデアが集まり、大学の教員らが審査。同校からは、ライブハウスの貸し出しサービスを考案した熊谷さんが最優秀賞、化粧品をアプリ上で試す案を考えた小山さんが優秀賞を受賞。6組8人が佳作に入った。

 熊谷さんはコロナ禍で、ライブハウスを高校生の勉強スペースとして貸し出す案を考えた。学生が飲食店で自習している状況からアイデアを得たという。

 審査側からは「具体的でイメージがわきやすい」などのコメントがあった。熊谷さんは「賞を取れてうれしい。この経験をこれからも生かしていきたい」と笑顔で話した。丸山学部長は「コロナ禍で実施を迷っていたこともあったが、四日市商業から多くの応募をいただき、開催できてよかったと思う。将来に向けてこれからもがんばってください」とエールを送った。

(2020年12月12日 中日新聞朝刊北勢版より)

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