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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  学生活動  2020.10.22

各務原台地の特徴 東海学院大生学ぶ ニンジン商品化に生かす

 各務原市特産のニンジンの商品化に取り組む東海学院大(同市那加桐野町)で16日、健康福祉学部管理栄養学科の1年生が、農地の広がる各務原台地の特徴を学ぶ講義があった。

 市教委文化財課の西村勝広課長が講師を担当。各務原台地の土壌に堆積した火山灰には、南を流れる木曽川によって運ばれた灰と、偏西風に乗って飛ばされてきた灰の2種類があると説明した。

 土壌は酸性度が高く、水資源も乏しく農地に向かない土地だったが、肥料の品質向上で耕作が可能になったという。1960年代半ばからニンジンの生産が盛んになったと紹介し「台地のイメージをヒントに、地域に根差した食べ物を作ってほしい」と語った。

 松原賢伸さん(19)は「おいしいニンジンが火山灰で育つと知り驚いた。この知識をスイーツ作りに役立てたい」と話した。(大山弘)

(2020年10月22日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)

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