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お知らせ  2020.07.21

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朝日大が給付型奨学金導入へ 最大で授業料半額

■コロナで支払い困難 学生支援

 朝日大(瑞穂市)は20日、新型コロナウイルスの影響で学費の支払いが困難になった学生を支援する返済不要の給付型奨学金を導入すると発表した。在学生と来年度の入学生が対象で、最大で授業料の半額を支給する。(立石智保)

 新型コロナの感染拡大を受け、同大は在学生に一律5万円を給付するなどの支援を実施してきた。だが、「両親の所得が減少し、学費を支払えない。延納できないか」といった相談が学生から多数寄せられており、支援を拡充することにした。

 両親など学費を支払っている人の今年の所得見込みが、昨年比で3分の1以上減る学生が対象。3分の1以上の減収なら授業料の3分の1、さらに半額以上の場合は授業料の半額を奨学金として給付する。同大の年間の授業料は法学部で68万5000円、歯学部で190万円。

 大学院と歯科衛生士専門学校を含む在学生約3000人と来年度の入学生が対象で、9月からの後学期と来年度で総額6億6000万円の給付を見込む。所得制限は給与所得者の場合で今年の所得見込みが歯学部以外では1000万円、歯学部で1500万円。緩く設定することで、国などの支援制度の対象から漏れた学生を救済する。

(2020年7月21日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)

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