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児童と学生交流「意志来年に」 岐阜聖徳学園大 中止催しホスト校
教員を目指す大学生と児童が交流する「全国フレンドシップ活動2020岐阜大会」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。ホスト校となっていた岐阜聖徳学園大(岐阜市柳津町高桑)では、1年間の準備がふいに。教育学部3年で実行委員長の鈴木皓太さん(22)は「他大学や児童に申し訳ない気持ち。次はよりよい大会になるようフォローしたい」と来年の開催に期待を寄せる。
実践を通した指導力育成を目指す「フレンドシップ活動」は、信州大の土井進名誉教授が1994年に提唱した。大会は教員養成学部を設ける全国の大学が2001年から開催。各大学が交代でホスト校となり、地域の小学生を招待して体験学習を実施する。学生はスポーツや農業体験、科学実験などを通じて、学級の運営や授業の企画について学ぶ。
今年は全国11校の学生124人が参加し、2月24日から計5日間で合宿と体験会を行う予定だった。岐阜聖徳学園大では体験学習に備え、学生45人が児童と田植えや稲刈り、サツマイモの苗植えなどを行ってきた。学生を指導する教育学部の小林直樹教授は「いろいろな子どもたちと触れ合うことで教員にとって大事な運営力を磨き、学生にも自信がついている」と手応えを話す。
来年も同大がホスト校を務める予定。昨年も参加した教育学部3年の徳谷颯さん(21)は「大会の意志を来年に引き継いでいけたら」と話した。(藤矢大輝)
(2020年3月31日 中日新聞朝刊東濃総合版より)
実践を通した指導力育成を目指す「フレンドシップ活動」は、信州大の土井進名誉教授が1994年に提唱した。大会は教員養成学部を設ける全国の大学が2001年から開催。各大学が交代でホスト校となり、地域の小学生を招待して体験学習を実施する。学生はスポーツや農業体験、科学実験などを通じて、学級の運営や授業の企画について学ぶ。
今年は全国11校の学生124人が参加し、2月24日から計5日間で合宿と体験会を行う予定だった。岐阜聖徳学園大では体験学習に備え、学生45人が児童と田植えや稲刈り、サツマイモの苗植えなどを行ってきた。学生を指導する教育学部の小林直樹教授は「いろいろな子どもたちと触れ合うことで教員にとって大事な運営力を磨き、学生にも自信がついている」と手応えを話す。
来年も同大がホスト校を務める予定。昨年も参加した教育学部3年の徳谷颯さん(21)は「大会の意志を来年に引き継いでいけたら」と話した。(藤矢大輝)
(2020年3月31日 中日新聞朝刊東濃総合版より)