どまつりの公式映像を試聴できるツイッターの投稿

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い外出を控えている人に元気を届けようと、名古屋の踊りの祭典「にっぽんど真ん中祭り（どまつり）」の公式映像が会員制交流サイト（ＳＮＳ）で公開されている。主催者が毎日、新たな動画を１本ずつ投稿している。

　動画は、昨年までの迫力ある演舞をチームごとに１分ほどに編集。栄・久屋大通公園のメインステージに出演した「ｋａｇｕｒａ」（中区）、「岐阜聖徳学園大学　柳」（岐阜市）などが登場している。

　外出自粛の動きが広がるにつれ、ＳＮＳ上では「おうち時間」の＃（ハッシュタグ）とともに自宅で楽しむ様子を公開したり、おすすめの過ごし方を紹介したりする投稿が目立つようになった。どまつりでも１日から同様の＃を付けて投稿を始めた。

　主催する公益財団法人「にっぽんど真ん中祭り文化財団」の専務理事、水野孝一さん（４３）は「今だからこそ、どまつりにできることがあるはず。動画を見た人の元気の源になってくれたら」と話している。

　動画は、どまつり公式のツイッター、フェイスブック、インスタグラムで見ることができる。（鈴鹿雄大）

（2020年4月4日　中日新聞朝刊市民版より）