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お知らせ  2025.05.31

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地元企業の課題 学生が解決策 岐阜聖徳学園大 7月発表へ 講座スタート

3Dプリンターで作った造形物を学生に紹介する富田社長(左)=岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大で

3Dプリンターで作った造形物を学生に紹介する富田社長(左)=岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大で

 岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大で29日、同大経済情報学部の3年生が地元企業の課題解決策を考える講座が始まった。学生は7月24日の発表に向けて準備を進める。

 講座は学生に多様な業界に興味を持ってもらい、考え抜いたり、チームで働いたりする力を養ってもらおうと企画。同大と岐阜信用金庫、県信用保証協会との産学連携協定事業として2015年度から実施している。今回は2社の課題解決に計60人が挑む。

 3Dプリンターを使った造形を請け負う「ソリノ」(神戸町)は、新製品の企画からデザインまでを学生に要望。富田光流社長(24)は、金型が不要なことなど3Dプリンターの利点を紹介。実現可能なコストで社会に普及していないことなどを評価基準として「有望なものは発表の前に実際に制作する」と話した。

 受講生の伴野匡哉さん(21)は「3Dプリンターのことは詳しくなかったが、可能性がたくさんありそう」と構想を広げた。(菅谷仁志)

(2025年5月31日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
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