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お知らせ  2019.12.14

沿線地域発展へ連携協定 長鉄と中部学院大・短大部

協定書に署名する(右から)日置社長、古田学長、片桐学長=関市の中部学院大関キャンパスで

協定書に署名する(右から)日置社長、古田学長、片桐学長=関市の中部学院大関キャンパスで

 長良川鉄道(関市)と中部学院大、同短大部(いずれも同市)は13日、沿線地域の課題解決と発展に取り組む連携協定を締結した。

 同鉄道と短大部幼児教育学科は2010年から、子ども向け企画列車「あそびスタートレイン」の運営で協力してきた。締結後は、沿線の観光資源を学ぶ授業やまちづくりに関する調査研究、インターンシップ(就業体験)の実施を予定し、連携の幅を広げる。

 同大関キャンパスでの締結式では、社長の日置敏明・郡上市長が「学生の若い考えで、鉄道に新しい命を吹き込んでもらえればうれしい」とあいさつ。短大部の片桐多恵子学長は「住んでよかったという沿線住民の思いが高まるよう、研究と実践に励みたい」、大学の古田善伯学長は「これまでの連携は短大部が中心。大学でもやれることを考えたい」と述べた。

 同社と連携協定を結んだ大学は岐阜女子大(岐阜市)に次いで2例目。(鈴木太郎)

(2019年12月14日 中日新聞朝刊中濃版より)

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