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中日新聞掲載の大学記事

2010.04.20

東証株式を模擬体験 中京大生がゲームで学習

 東京証券取引所などが開発した株式の模擬売買ゲームを使った授業が19日、名古屋市昭和区の中京大で開かれた。

 今夏から本格化する就職活動に取り組む国際英語学部の3年生22人が参加。東証CSR推進部の榊原宏司課長らが、企業業績の見方や銘柄選定の方法などを教えた。

 このゲームは東証と日本証券業協会が中高生向けに開発。1000万円の仮想所持金を元手に、東証1部銘柄の模擬売買を行う。実際の値動きを反映させ、売買リスクなどを体験できる。最近は学生の就職活動に役立てようと、大学の導入も進んでいるという。

 授業を担当する山川慶記特任講師は「地元の優れた企業に注目するきっかけにしたい」、授業を受けた男子学生(20)は「金融業界に興味があり、銀行の株を買ってみたい」と話していた。授業は7月まで。

(2010年4月20日 中日新聞朝刊地域経済版より)
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