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お知らせ  学生活動  2019.10.08

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升の歴史や製造方法 学生がパネルで紹介 大垣

 大垣市が日本一の生産を誇る木升について、愛知県立大(愛知県長久手市)の学生たちがまとめたパネル展「大垣の枡(ます)」が14日まで、奥の細道むすびの地記念館で開かれている。

 昔から米や小魚を量る道具として使われていたことや、生産地が大垣に集約されていったいきさつなど、升の歴史を中心に紹介。製造方法や松尾芭蕉とのつながりにも触れ、大小6種類の升や部品の実物を併せて展示した。

 県立大外国語学部と日本文化学部の学生5人が取り組む自主企画プロジェクトの一環。外国語学部は昨年度、木升を海外に紹介する英語の冊子を製作した。本年度はその内容を掘り下げようと、日本文化学部の学生と協力。5月ごろから、文献を集めたり、大橋量器を訪ねて升作りを体験したりと調査を進めてきた。

 日本文化学部歴史文化学科の服部亜由未准教授(34)は「古くから重要な道具で、これからも使い続けられていく升が大垣で作られていると、地元の方にも伝われば」と話した。(服部桃)

(2019年10月8日 中日新聞朝刊西濃版より)

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