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中日新聞掲載の大学記事

スポーツ  お知らせ  2019.08.21

男子 本田 女子 川口 総合V 愛院大アベック優勝に喜び 愛知県学生ゴルフ選手権

女子総合で川口莉歩(左)、男子総合で本田剛康の愛院大生がアベック優勝=笹戸CCで

女子総合で川口莉歩(左)、男子総合で本田剛康の愛院大生がアベック優勝=笹戸CCで

 第23回コカ・コーラボトラーズジャパン杯争奪愛知県学生ゴルフ選手権(中日スポーツ後援)は20日、愛知県の笹戸CC(男子6520ヤード、女子5730ヤード、パー72)で最終Rが行われ、男子は本田剛康(愛院大3年)が通算9アンダーで、女子は川口莉歩(愛院大2年)が3アンダーで、ともに初めての総合優勝を飾った。ほかに男女の4デビジョンの優勝が決まった。

 実に久しぶりの愛院大生の優勝だ。しかも、男女アベックV。

 愛院大生が優勝したのは8年前の2011年に男子の小島大輝(現プロ)が中部学生で連覇して以来である。女子になると01年に中部女子学生で優勝した藤田あゆみ(現プロ)までさかのぼる。

 男子の本田は「信じられない」と自分自身に驚いている様子。前日、自己ベストを2打更新する66をマークすると、この日も69で回り、実に9アンダーで2位に10打差をつけた。「ドライバーもアイアンもよかった。自分でも驚いています」と、笑顔というよりビックリ顔だ。

 なにせ、過去に誇れる成績は今年の中部アマの「26位ぐらい」というから、また驚き。上達のわけは「最近、レッスンに通うようになってよくなった」そうだ。

 女子の川口も2位に3差をつけての快勝。23回目を迎える愛知県学生で初の愛院大生優勝だった。「バンカーが苦手で、絶対に入れまいと思ったけど、きょう1回入れてボギーでした」と2日間6バーディー、3ボギーで回った。

 実は先の中部女子学生で7位に終わり、日本学生に行ける6位までに入れなかった。「だから、絶対優勝してやるって気持ちでした」。男子の本田とは部活で一緒にプレーしているそうで「本田さんに負けたのが悔しい」とライバル心を燃やしていた。 

  (児玉光雄)

(2019年8月21日 中日スポーツ6面より)

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