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お知らせ  2019.08.09

県外6大学と就職支援協定 県、中京圏とは初 計17校に

協定書を披露する杉本知事(中)ら=県庁で

協定書を披露する杉本知事(中)ら=県庁で

 学生のU・Iターンにつなげようと、県は8日、3大都市圏の6大学と就職支援協定を結んだ。中京圏との協定締結は初めて。締結が内定している3大学を含めると、2015年8月に始まった協定は17校に増える。

 6大学は愛知学院、日本福祉、名城(以上愛知)、京都橘(京都)、神戸学院(兵庫)、山梨県立(山梨)。この日は佐藤悦成・愛知学院大学長と児玉善郎・日本福祉大学長、日比野英子・京都橘大学長、佐藤雅美・神戸学院大学長の4人が県庁を訪れ、協定書に署名した。

 杉本知事は、学生のU・Iターン増に期待を示しつつ「締結大学だと親も安心して子どもを送り出せる。大学にプラスの面もあり、双方が連携を取っていきたい」とあいさつした。4学長も協力を約束し、愛知学院大の佐藤学長は「福井デーを設けてもいい」と述べた。

 協力事項としては、学生に対する県内企業や福井で暮らすメリットの情報提供、学内である合同企業説明会への県内企業の参加などが明記された。協定締結が内定済みの3大学は東海、専修(以上東京)、仏教(京都)。ほかにも協議中の大学が複数あるという。

 県によると、県外の大学や短大に進学した学生のUターン就職率は、18年3月卒で31.5%(775人)となっている。

 (山本洋児)

(2019年8月9日 中日新聞朝刊第二福井版より)

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