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お知らせ 2019.07.10
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伊藤・名外大教授らにフランス教育功労章 シンポジウムなど尽力

仏政府から「フランス教育功労章」を受けた伊藤教授(右)とピック大使=日進市の名古屋外国語大で
教育功労章は、ナポレオンが1808年に創設した教育者を対象とした勲章。日本からも、仏語教育や両国の文化交流に尽力した人たちが年に数人ほど、受章している。
仏文学などが専門の伊藤教授は、慶応義塾大卒、2003年に国立パリ第10大言語学科博士課程を修了。05年から名古屋外大で教鞭(きょうべん)を執っている。日仏両国の文学者を招いたシンポジウムを開くなど、仏文化を日本に広く紹介してきた功績が評価された。
受章式では、仏大使が伊藤教授の胸に勲章を取り付け、功績をたたえた。伊藤教授は仏語であいさつし、研究に対する多方面からの協力に感謝を述べた。
また、政府系語学学校「アリアンスフランセーズ愛知フランス協会」(千種区)の子どもクラスの講師として長年にわたり尽力したイザベル・サンシェーズさん(71)も受章した。
(2019年7月10日 中日新聞朝刊13面より)