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お知らせ  2019.07.10

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伊藤・名外大教授らにフランス教育功労章 シンポジウムなど尽力

仏政府から「フランス教育功労章」を受けた伊藤教授(右)とピック大使=日進市の名古屋外国語大で

仏政府から「フランス教育功労章」を受けた伊藤教授(右)とピック大使=日進市の名古屋外国語大で

 名古屋外国語大フランス語学科の伊藤達也教授(50)=春日井市出身=に、仏政府から勲章「フランス教育功労章(パルム・アカデミック)」が贈られた。受章式が9日、日進市の同大キャンパスで開かれ、ローラン・ピック駐日仏大使から伊藤教授に勲章が授与された。 (角雄記、谷悠己)

 教育功労章は、ナポレオンが1808年に創設した教育者を対象とした勲章。日本からも、仏語教育や両国の文化交流に尽力した人たちが年に数人ほど、受章している。

 仏文学などが専門の伊藤教授は、慶応義塾大卒、2003年に国立パリ第10大言語学科博士課程を修了。05年から名古屋外大で教鞭(きょうべん)を執っている。日仏両国の文学者を招いたシンポジウムを開くなど、仏文化を日本に広く紹介してきた功績が評価された。

 受章式では、仏大使が伊藤教授の胸に勲章を取り付け、功績をたたえた。伊藤教授は仏語であいさつし、研究に対する多方面からの協力に感謝を述べた。

 また、政府系語学学校「アリアンスフランセーズ愛知フランス協会」(千種区)の子どもクラスの講師として長年にわたり尽力したイザベル・サンシェーズさん(71)も受章した。

(2019年7月10日 中日新聞朝刊13面より)

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