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お知らせ  2019.07.04

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7月7日、藤田医科大で結節性硬化症会合 患者や家族向けに

 臓器などに良性の腫瘍(しゅよう)ができる先天性の難病「結節性硬化症」の患者や家族向け会合が7日午前10時から、豊明市の藤田医科大で開かれる。相談に応じる医師は「治療の難しい病気だが、心配ごとを一つでも少なくしたい」と話している。

 結節性硬化症は脳や腎臓、皮膚など全身のさまざまな部位に腫瘍ができ、てんかん発作や発達障害などを引き起こす疾患。完全に治すことは難しいが、薬などで症状を抑えられる。国内では1万人以上の患者がいるとみられる。

 講座は家族団体の「TSC SALON CHUBU」が企画し、患者の治療にあたる藤田医科大病院と聖隷浜松病院(浜松市)の医師らが参加。最新の治療薬や、病気に苦しむ子どもとの接し方などについてアドバイスする。家族同士の交流や、児童精神科医によるミニトークも予定されている。

 藤田医科大病院の佐々木ひと美医師は「治療法は進化し続けている。よりよい医療情報を提供し、少しでも不安を取り除きたい」と話している。

 会場は大学2号館6階で、日本結節性硬化症学会の会員は一家族1000円、非会員は一家族1500円が必要となる。(問)TSC SALON CHUBU=chubutscfamily@gmail.com

(2019年7月4日 中日新聞朝刊愛知総合版より)

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