先輩の声
2018.03.16
“裏方として選手が最高のプレーができるように”
安西 隆志 さん
なぜ至学館大学の硬式野球部を選んだのですか?
将来、保健体育の教員となり野球を指導したいという夢があります。そこで教員免許の取得ができ、大学野球ができる大学を選びました。高校時代に大学のグラウンドで練習する機会がありました。当時、雰囲気の良い大学野球に憧れていて、自分もここで先輩方と一緒に4年間頑張りたいと強く思いました。
「トレーニング科学」「体育実技Ⅰ指導法」などの授業(陸上競技、器械運動等)を中心に各種目の特性や指導法等を指導者の目線に立って教わる魅力的な授業があります。ウエイトルームには器具が揃い、公式記録を計測できる陸上競技場をはじめ、たくさんの施設が本学には整っているので、自分には最適の環境だと思いました。レスリング部が有名ですが、レスリング部に負けないくらい硬式野球部を強くしたいと意気込んでいます。
主務としてのやりがい
高校までは選手としてやっていましたが、自分の能力に限界を感じ、選手以外として大学野球に関わっていきたいという思いがありました。そのことを監督に話すと主務という役割を教えていただきました。その話を聞いた時、誰かの役に立つことができるので、自分自身に合っているのではないかと思いました。また、将来教員を目指す僕にとって主務になるということは、絶好のチャンスだと思い主務になりました。裏方として選手を支えるのが僕の仕事ですが、チームとして結果が出た時が一番嬉しいです。また、リーグ戦を至学館で開催するときに、運営を仕切ることは大変ですが、周りの人達に支えてもらいながら無事に運営ができた時はやりがいを感じます。主務になって違う視点から野球を見て視野が広がり、また他大学の関係者や業者の方々と話をすることで、コミュニケーション能力が入部当初と比べるとあがったと思います。
将来は教員になり野球を指導したいと思っています。
きっかけは、中学1,3年生のときの担任の先生の影響です。当時、一人ひとりが毎日3行程日記をつける生活ノートを提出し、先生とコミュニケーションを図っていました。担任の先生が毎週月曜日にA4サイズの学級通信を生徒に配り、生徒の様子を2、3名ピックアップして報告していました。一人ひとりに接する時間を大切にしていた先生で、その様子を見て、僕も担任の先生のようになりたいと思いました。
そのためには教員採用試験の勉強をすることはもちろんですが、プラスアルファで人間力を鍛えることも大切だと思います。生徒から信頼される人間になりたいと思っているので人間力を鍛えることは必要不可欠です。人間力というのは日頃から身に付くものであると思っているので何気ない生活がどれだけ大事かということを忘れず過ごしていきたいと思います。