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先輩の声

大学生活編社会人編

大学生活編

2017.12.22

“アスリートからの“ありがとう”を支えに、信頼されるトレーナーを目指して”

鳥居 凌大 さん

短期大学部 専攻科 アスレティックトレーナー専攻 1年 鳥居 凌大さん(とりい りょうた) 愛知県立 岡崎城西高等学校(トレーナー)

Q.入部したキッカケを教えてください。

小学生の時から陸上競技をしていましたが、高校3年生の時、大きな怪我が治らず手術をするかどうか迷っていました。
小さいころから怪我に多く悩まされ、鍼灸院に通い、アイシングやマッサージ、ストレッチなどのセルフケアにはとても気を付けていました。高校生になり、練習の増加によって治療に要する時間も増えました。競技者として続けたいか自問自答を繰り返したときに、いつも心身ともに面倒をみてくれたトレーナーに感謝の気持ちで一杯な自分に気づき、私もその道に進みたいと思いました。
アスレティックトレーナーを目指しながら、今度はチームを支える人間としてチームに貢献したいと思い、今に至っています。

Q.クラブ紹介、活動内容を教えてください。

授業は昼過ぎに終わることが多く、夕方から部活動に合流する毎日を過ごしています。至学館の選手はもちろんですが、高校生や他の大学生を見ることもあります。
グラウンドの近くにあるトレーナールームには、マッサージベット、電気治療機器、超音波治療機器等の設備が整っています。大学にはスポーツドクターが常駐しており、選手が怪我をするとすぐに診てもらえ、針治療ができる先生もいるので治療に専念できる環境があることもアスリートにとって心強いです。

トレーナーとしての経験を積む

Q.トレーナーのやりがいは?

自分携わった選手が大会や試合で活躍する姿を見ると自分もうれしい気持ちになります。好記録や自己ベスト更新の報告をしてくれる時や、裏方で活動しているトレーナーに「ありがとう」の一言を言ってもらえるだけでトレーナーをやっていて良かったなと思います。外傷障害の評価を正確に判断できた時や、怪我で競技から離れていた選手が、リハビリ経て無事に競技に復帰した姿を見る時もとても嬉しいです。記録の良し悪しに関係なく、大会を通じて大きな怪我が無く、選手が無事に大会を終えた時はほっと安心します。

Q.アスリートやコーチ、スポーツドクターから信頼されるために、心掛けていることはありますか?

アスリートとは一定の距離感を保ちながらあくまでもアスリートとトレーナーという関係を崩さないように1枚壁を作っています。お互い学生ということもあるので仲良くなることは大切ですが、アスリートとの距離が近くなりすぎるとトレーナーとしての言葉の重みや伝わり方が変わってくると思うので部活動の時間に限っては一定の距離感を保つようにしています。もちろん普段の生活では、会話をすることや遊ぶこともあります。
コーチやスポーツドクターからは選手のコンディションを尋ねられることが多いので 、選手ごとにノートに記録して選手のコンディションを把握するようにしています。また、選手に状態を伝える際は、理解をしやすくするために専門用語を多く使わず、言葉をかみ砕きわかり易い表現を入れたりするように心掛けています。
トレーナーとして知識不足で分からない事もあります。しかし、分からないままにしておくのではなく教科書を見て調べたり先生に聞いたりして、同じ事を繰り返さないようにしています。選手は不安を抱えながら相談をしてきてくれると思うので、声をかけてくれた選手の要望に答えて力になれるように日々勉強に励んでいます。

Q.大学生のアスリートに向けてのアドバイスは?

運動と栄養と休養のバランスが大切だと思います。
運動・休養は、頻度や強度のバランスを調整出来るようになると良いと思います。オーバートレーニングの時は、トレーニングの休止や低強度のトレーニング限定など制限が発生する事もあり得るので、休養も練習の1つとしてしっかり休んで欲しいです。しっかり休む事と長期間休む事では違いがあり、オンとオフの切り替えをして欲しいです。疲労回復には個人差がありますが、運動と休養を上手に切り替える事ができると良いと思います。
栄養では、当然バランスの良い食事が必要です。プロの世界になると管理栄養士がついてサポートして管理してもらえますが、大学生は友達との付き合いで外食が増え、バランスが偏ることが多々あります。また、下宿になると生活習慣の影響から、栄養バランスを考えた食事が取れないことがあります。そのような環境ではサプリメントの摂取が補助的な役割をすると思います。バランスの良い食事で栄養を摂取してほしいですが、サプリメントも効果的に使って上手く活用して欲しいです。

卒業後は、実業団(陸上競技)の選手のパーソナルトレーナーとして活動させていただく予定です。その選手が全国で活躍できるようサポートするため、部活を引退した後もトレーナーとしてトレーナールームで活動を続けています。
今後、携わってみたい競技は野球です。陸上はおもに下肢メインの動きなのですが、野球は上肢の動きも入ってくるので、視野の拡大という観点において携わってみたいです。
選手のためにもこれからも勉強に励み日々成長していきたいです。

アスリートからの“ありがとう”を支えに、信頼されるトレーナーを目指して


受験生へ

アスレティックトレーナーの先生から直接講義を受けることができるので、トレーナーになりたいという人には最適な場所だと思います。高校と違ってたくさん自由な時間があるので、専門的な分野を勉強することもでき、授業で習ったことを現場ですぐに使える環境があります。
始めはたくさんの壁にあたると思いますが、わからないことがあればすぐに先生に質問をすることができ、同級生と一緒に高めあっていく環境があるので大丈夫です。


クラブインタビューはこちらから
http://navi.sgk-u.net/campus/clubrupo.html

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