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お知らせ 2019.05.28
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エスカレーター、効果検証 金沢工大・神宮研究室 手すりの広告 見る?
学内での献血を促す広告をエスカレーターの手すりに張り、効果を検証する研究に、金沢工業大(野々市市扇が丘)が取り組んでいる。身の回りの物が広告に活用できることを明らかにするのが狙い。(都沙羅)
研究しているのは、情報フロンティア学部の神宮英夫研究室。屋外広告などを手掛ける「フジサワ・コーポレーション」(東京都)の協力で、エスカレーターの手すりのベルトに、赤字に白文字で「あなたの献血でつなぐ命」などと書かれた広告を4月下旬に設置した。
学内で献血があった22日、献血しに来た学生数を調査。研究室の同学部4年、山口巧将(よしまさ)さん(22)が学生に聞き取った際、学生のほとんどがベルトの広告を目にしており、「献血に行く気になった」と答えたという。研究室は6月19日の献血の際にも同様の調査をする。
研究では、エスカレーターに乗る学生が広告をどう見るかも調べている。眼球の動きを把握する特殊な眼鏡をかけてもらい、データを収集。8月ごろに分析し、効果を明らかにするという。山口さんは「エスカレーターのような何げない身の回りの物が広告に活用できると証明したい」と話している。
(2019年5月28日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
研究しているのは、情報フロンティア学部の神宮英夫研究室。屋外広告などを手掛ける「フジサワ・コーポレーション」(東京都)の協力で、エスカレーターの手すりのベルトに、赤字に白文字で「あなたの献血でつなぐ命」などと書かれた広告を4月下旬に設置した。
学内で献血があった22日、献血しに来た学生数を調査。研究室の同学部4年、山口巧将(よしまさ)さん(22)が学生に聞き取った際、学生のほとんどがベルトの広告を目にしており、「献血に行く気になった」と答えたという。研究室は6月19日の献血の際にも同様の調査をする。
研究では、エスカレーターに乗る学生が広告をどう見るかも調べている。眼球の動きを把握する特殊な眼鏡をかけてもらい、データを収集。8月ごろに分析し、効果を明らかにするという。山口さんは「エスカレーターのような何げない身の回りの物が広告に活用できると証明したい」と話している。
(2019年5月28日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)